『舞音』の手紙を読む!
こんばんは🌙
小道具のフランス語を読んでみたシリーズ、第2弾です!
第1弾はこちら⇓
今回読むのは月組『舞音』より、龍さん演じるシャルルに宛られてた手紙です。
差出人は、パリに住む彼の母親です。
(凪七さん演じるクリストフが、「理性と感情~♪」を歌う直前に読まれる手紙です。)
それではさっそく行ってみましょう。
(例に違わず、バリバリ意訳が入っております…)
①
あなたはまだ結婚していないの?
文の途中とはいえ、ズバッと言いますね~お母さま。
②
誰かいい人はいないの?
③
でも、その娘との結婚に関して言えば、私は反対しています。
④
きちんとした家の娘と結婚しなさい。
③-④がちょっと分からないんですよね、、、
お芝居の中でシャルルは、手紙の内容に関して
「(早乙女さん演じる)カロリーヌとの婚約がどうなったか、そればかり」
と言っており、彼の母親は彼女との結婚を促していることが分かります。
なので③の「その娘」は、カロリーヌには当てはまらないかと。
大変無理やりな解釈ですが、例えばマノンとの色恋沙汰がパリまで伝わっていて、お母さまがそれに釘を刺したとか…?
分からん…
⑤
あなたの結婚に関して、早く私を楽にさせて下さい。
⑥
孫の顔を見せることが最優先です。
(時代的にしょうがないけど)もう!ハラスメントの極み!!
⑦
いつ、その子(=子供)を連れて戻ってくることができるの?
ここの地味に恐ろしい所として、子供が「le」=男性名詞となっており、奥さんが男の子の跡取りを産むことが当然のように書かれていることが挙げられます…
(しかし倒置が起きまくっているため、いまいち自信がない)
⑧
お願いだから、頻繁に連絡を下さい・・・(以下切れていて読めず)
いかがでしたでしょうか?
結婚ハラスメントが凄くて、読んでいて正直辛かったです(´;ω;`)
こんな風に、貴族の長男としてあるべき姿をずっと期待されていたら、息が詰まってしまうのも当然かもしれませんね…。
シャルルの気持ちが少し分かった気がします。
お読みいただき、ありがとうございました😊
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