AfO リュリのバインダーには何が書かれているのか!?
こんばんは🌙
今回取り上げる作品は、月組の『All for One』です!
ラブあり冒険ありで、男役さんはかっこよく、娘役さんはかわいらしく。
沢山笑えて、見終わった後はスカっと爽快感があって…
誰もが楽しめる、まさにエンターテイメントという感じの作品ですよね!!
また個人的には、各ジェンヌさんへの当て書きが素晴らしいということも、大好きなポイントの一つです。
さて、劇中には佳城葵さん演じる、バレエ振付師のリュリというお役が登場しておりました。
また、彼が持っていたバインダーが、宝塚歌劇の殿堂に展示されていました。
何やらそこには、フランス語がたくさん…
いったい何が書かれているのか?
気になった私はフランス語の辞書片手に、翻訳を試みました…!
先に感想を言っておきますと、全体的に、筆記体を読むのに苦労いたしました…
あと、やはり私の力不足もあり、かなり意訳が入っておりますことを予めご了承くださいませ<m(__)m>
(そして確実に間違ってるところがあると思われる…😇)
それでは行ってみましょう!!
①
バレエ(フランス:バレエ 1 2)とは、ヨーロッパにおいて偶然にも流布した、言葉を持たない舞台上のダンスである。
初っ端の「gnr?」が分からなくて、いきなり心が折れました…(分からないので飛ばした←)
あと、()の中も地味に謎ですね。
②
また、ダンスによって作品が構成される。
③
そして、楽団による演奏や舞台美術を伴った、ダンスによる表現の打ち出しでもある。
「tape:肩をたたくこと」のニュアンスをどう出したらいいかが難しかったですね…
(よく分からん…)
④
物語は複数の幕を持ち、そこには沢山のダンスのドラマが存在する。
⑤
(くるみ割り人形、白鳥の湖、眠れる森の美女、ドン・キホーテなど)
物語バレエの、タイトルの羅列ですね。
(眠れる~を除き、)フランス語ではこのように表されるのだと、とても新鮮でした!
⑥
しかしながら20世紀以降、物語を否定するような作品も登場する。
このような作品はプロットレス・バレエとも呼ばれ、この概念を提唱したジョージ・バランシン(1904-1983)は「現代バレエの父」とされています*1。
⑦
手をキープする
手を挙げたままにする振付ってことなのかな?
⑧
ルイ14世の周りに…
太陽を崇拝するためのイメージを位置づける。
「taler?」が分からなかった。
ここに出てくる太陽は、太陽王=ルイ14世ってことですよね、たぶん。
二行目の「D」が何なのかも、最後まで分かりませんでした…
いかがでしたでしょうか?!
やはり予想通りですが、バレエについての内容が書かれていましたね。
訳してみて思ったのが、リュリは未来人なのか?!ということです。
といいますのも、「『All for One』の舞台は17世紀である」ということを前提とした上で…
まず⑥では、20世紀以降のバレエについて触れているじゃないですか。
また、⑤で登場するバレエ作品は、いずれも19世紀が初演です*2。
このように、リュリのバインダーには未来のことが書かれているのです…!
おそらく、内容に深い意味はないと思いますが、リュリ未来人説が出てきたのが面白かったので、併せて書いてみました(笑)
宝塚の小道具でもう一つ訳したものがあるので、また紹介しますね~!
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